「最近、家からほとんど出ていない気がする…」
「外に出るように言っても、かえってふさぎ込んでしまう」
「外に出たがらない」「人との関わりを避ける」「家でずっと過ごしている」――
障がいのあるご本人が長期間にわたって引きこもりがちになっていると、ご家族や支援者としては心配になるものです。
とはいえ、「無理やり外へ出す」ことが正解ではありません。本人のペースを大切にしながら、“社会とのつながり”を少しずつ育んでいくことが大切です。この記事では、引きこもりの背景や支援のポイント、そして群馬県・沼田市のような地域で活用できる支援資源について解説します。
1. 引きこもりの背景にあるものとは?
障がいのある方が社会参加を避ける背景には、さまざまな要因があります。
- 過去の失敗体験(いじめ、職場でのトラブル)
- 対人不安やコミュニケーションの苦手さ
- 生活リズムの乱れ
- 二次障害(うつ、パニック症状)
- 自信のなさ、自己否定感
また、周囲からの「頑張って!」という言葉が、逆にプレッシャーになることも。重要なのは、本人が「安心できる環境」と「自分のペース」で関わる場を持つことです。
2. 第一歩は「つながり」をつくること
引きこもりがちな方の支援は、いきなり「就労」や「施設通所」ではなく、“つながり”を回復することから始まります。たとえば、こんな小さな一歩からです。
- 毎日同じ時間に、支援員が声をかける
- 家の近所を、一緒に散歩する
- 通所支援の見学を、一度だけしてみる
- 好きなこと(ゲーム・アニメなど)から会話を始める
この「小さなステップの積み重ね」が、やがて外出や通所、社会参加につながっていきます。
3. 活用できる地域資源(福祉サービス)
引きこもりがちな方の社会参加を後押しする、地域の福祉サービスをご紹介します。
- 相談支援事業所
専門の相談支援員が、本人や家族の希望を聞き取り、必要な支援につなげてくれる窓口です。「話すだけでもいい」という段階でも、ぜひご利用を。沼田市では、久仁会の「みんなのための障がい支援センター」でも相談できます。 - 地域活動支援センター
創作活動・スポーツ・外出・レクリエーションなどを通じて、他者と関わる場です。利用登録のみで通えるセンターもあり、通所ハードルが低いのが特徴です。 - 就労継続支援B型・生活介護
就労B型は軽作業や内職など短時間・低負荷で働ける環境、生活介護は活動や交流が中心で無理なく日中を過ごせます。沼田市では、久仁会の「みんなのジョブセンター(就労B型)」や「Ken Ken Club(生活介護)」が対応しています。 - グループ活動・ピアサポート
同じような経験をもつ人同士が語り合う「ピア活動」は、孤立感を減らすうえで有効です。地域のサロン活動や「家族会」なども情報源として活用できます。
4. 家族ができるサポートとは?
引きこもり傾向のあるご本人への関わり方で、家族ができる工夫には次のようなものがあります。
- 否定せず、まず受け入れる
「なぜ行かないの?」ではなく、「行けないのには理由がある」と理解する姿勢を大切に。 - 本人の得意・好きなことに注目する
音楽、イラスト、ゲームなど。そこから関わりの糸口を見つけていきます。 - 支援者に早めに相談する
家族だけで抱え込まないことが、何より大切です。
5. 久仁会でできること
社会福祉法人 久仁会では、引きこもりや不安のある方も安心して利用できる支援体制を整えています。
みんなのジョブセンター(就労B型)
個別対応に強く、ゆっくりペースの通所が可能です。
Ken Ken Club(生活介護)
音楽・創作活動・温泉入浴など、楽しみながら通える工夫をしています。
みんなのための障がい支援センター
家族・本人からのご相談を随時受け付けています。
6. まとめ|社会と「ゆるやかにつながる」ために
社会参加=働くこと、通うこと…だけではありません。「誰かと話す」「日光を浴びる」「自分の居場所がある」――そんな小さなことも、立派な社会参加です。焦らず、比べず、その人のペースで「安心できる外とのつながり」をつくっていけることが、何より大切です。
\まずは、お気軽にご相談ください/
「話を聞いてみるだけ」でも大歓迎です。当法人では、障がい福祉に関するご相談やサービスのご利用計画を、専門員が無料で対応しています。
- ご本人の状況に合わせたご提案
- 見学・体験利用のご案内
- 無理のないスタート方法のご相談
その人のペースで、ゆるやかに。まずは一歩、ご相談から。
▶ 久仁会 障がい福祉サービスはこちら
TEL:0278-25-8311 Mail:minnanotameno@kyujinkai.com

