寒い冬の間、「あまり動かなくなった」「歩くのが遅くなった」「疲れやすくなった」
と感じることはありませんか?
冬は外出の機会が減り、体を動かす量が少なくなりやすいため、高齢者は【体力や筋力が落ちやすい季節】です。
しかし、春を迎える前に少しずつ体を動かし始めることで、体力の回復や転倒予防につなげることができます。
この記事では、冬に体力が落ちた高齢者のためのリハビリの始め方を、分かりやすくご紹介します。
なぜ冬は体力が落ちやすいの?
冬は次のような理由で活動量が減ります。
- 寒くて外出を控える
- 雪や路面凍結で転倒が心配
- 日照時間が短く気分が沈みやすい
動かない期間が続くと、筋肉は少しずつ衰え、歩行力・バランス能力・持久力が低下していきます。
【体力低下のサイン】
次のような変化があれば、リハビリを始める目安です。
- 立ち上がりに時間がかかる
- 歩くスピードが遅くなった
- すぐ疲れる
- つまずきやすい
- 外出を嫌がる
早めに気づくことで、回復しやすくなります。
まずは無理のない運動から。いきなり運動量を増やす必要はありません。「短時間・低負荷・毎日」がポイントです。
座ったままできる運動
- 足踏み
- かかとの上げ下げ
- 膝伸ばし
各10回程度から始めましょう。
立ってできる運動
- 椅子からの立ち座り
- つかまり立ちでの足上げ
転倒防止のため、必ず支えになるものを使いましょう。
生活の中での運動
- トイレまで歩く
- 食後に室内を1周歩く
- 洗濯物をたたむ
日常動作も立派なリハビリです。
続けるための工夫
①時間を決める
毎日同じ時間に行うと習慣化しやすくなります。
②声かけを工夫する
❌「運動しなさい」
⭕「一緒に少し体を動かしましょう」
③できたことを褒める
「昨日より回数が増えましたね」など、小さな変化を認めましょう。
- 自宅での運動が不安
- 痛みがある
- 何をすればよいかわからない
このような場合は、訪問リハビリやデイサービスなど、リハビリ専門職が関わるサービスの利用がおすすめです。
要介護認定を受けている方は、介護保険でリハビリサービスを利用できます。
- 訪問リハビリ
- 通所リハビリ(デイケア)
ケアマネジャーが、状態に合わせたプランを作成します。
- 無理をさせない
- 体調の悪い日は休む
- 水分補給を忘れない
「頑張らせすぎない」ことが継続のコツです。
【まとめ】
冬に落ちた体力は、春を待たなくても少しずつ取り戻すことができます。
大切なのは、「早めに」「無理なく」「続ける」こと。
大誠会では、リハビリに力を入れたデイサービスや訪問リハビリを通して、体力回復をサポートしています。
「最近体力が落ちたかも」と感じたら、お気軽にご相談ください。
\ お困りの方はお気軽にお問い合わせください /
医療法人大誠会内田病院 地域医療連携室
TEL)0278-24-5329

